平成26年度 房総天津地区(鴨川市)「須賀神社例大祭」

いよいよ、2014年7月25日から楽しみな天津の祭りが始まります。
担ぐ順番等のお知らせです。今から楽しみです。

平成26年の房総天津地区(鴨川市)「須賀神社例大祭」。年番町:城戸・浜町。

私が生まれ育った、千葉県鴨川市天津地区。 なんといってもこの祭りは大神輿の迫力です。
天津の大神輿を一度担ぐと病みつきになる祭りです。 天津の衆は、体や肩の痛みなど忘れ、酒を煽りながら大神輿を担ぎ上げます。 天津地区に鎮座する須賀神社の年に一度の例祭です。

平成26年7月
25日 夜 宵宮祭
26日 例祭式・宮出(城戸・浜町) 仮宮納め(引土・芝) 仮宮入:22:00頃
27日 仮宮出(仲谷・新町) 御社入れ(宮納め)(仲宿・橋本) 宮入:22:00頃

平成26年の仮宮






















須賀神社の宮神輿ですが、見た目以上に重い神輿です。台輪寸法四尺五寸、彫り物飾り物­­以外は荒い担ぎに耐えられるように地元の 大工が普通の神輿の倍の材料を使い堅牢に仕上げてあるそうです。




地元を大神輿を担ぐにあたり当たり前のことを考えてみます。

神輿 って何?
「神輿=御興」とは、神霊が乗られるものです。(山車も同じです)
通常は神殿奥に鎮座している神霊が、遷座祭(せんざさい)という儀式によって表に出られ、その後、神輿へ神霊入れの儀式が行われます。
神霊が乗られた神輿を私たちは、担ぎ、練り歩いています。
氏子の幸いを祈り、災いを除いてもらう為のものです。
神霊が乗られている神輿ですから、歩道橋などから見下したりしないで下さいね。これはよく言われました。

神輿は、揉み振られます。
神社によっては、ぶつけ合ったり、水を掛けたり、海に入ったりもします。
これはすべて、神霊の威光を高める為のもの。魂振りといいます。
神輿の荒い年は豊作だという、いわれもあるそうです。
神幸祭とは違いますが、長野の諏訪大社の御柱祭は、死傷者が出るほどの荒い祭りで有名ですね。
これは諏訪大社の祭神が荒ぶる神であるためです。
荒ぶる神は、人々の死をも恐れない勇敢な姿を見て喜ぶといわれます。
神社の祭神がそれぞれ違うのと同様に、祭りの形態もいろいろです。

祭りの後の宴は?
祭りが終わると神霊は再び、神社の神殿に戻されます。
神輿は神輿蔵に保管されます。氏子たちは集まり酒宴を開きます。
これを直会 なおらい といいます。


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