|トッピクス
主治医の先生に夕方にCT画像を見せてもらいました。
骨折した時の画像、再入院した時の画像、そして手術から11週経過した本日の画像です。素人の私が見ても骨折した箇所は黒い線がくっきり写っていましたが、2015/05/18の画像にはその黒い線が写っていませんでした。つまり、骨が融合したためです。
今後の計画ですが、こんな感じに進んで行くのが理想的のようです。
- 2015年5月22日(金)夕方 抜釘&洗浄(デブリ)&バイコマイシンパウダーの局所投与
- 2週間は安静にして、抗生物質で細菌を叩く(殺す)
- 安静後骨は完全に融合している時期(13週目)だからリハビリ開始(3~4週間)
- 退院
主治医の先生と話してなるほども思ったのが、バイコマイシンパウダーの局所投与です。感染している細菌は、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)です。こいつを叩く(殺す)ために、プレート類を除去し、洗浄(デブリ)を行った後に、プレート&ボルトがあった箇所(細菌感染している箇所)にバイコマイシンパウダーを局所投与(直接散布)して、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)を直接攻撃するそうです。この方法なら、MRSAを直接殺ることが容易に想像できます。
かなり専門的な話だったので、ちょっと調べてみました。外果骨折にバイコマイシンパウダーの局所投与の内容はありませんでしたが、近い記事を2つ見つけることができました。
バンコマイシンパウダー(粉末)の創内散布が感染予防に有用である、とする報告が相次いでいます。バンコマイシンは急速投与で腎機能障害やred man症候群などの副作用が危惧されますが、報告では驚くほど副作用が少ないようです。
バンコマイシン(VCM)の胸骨擦り込み法により縦隔炎発生率が3.6%から0.45%へと著明に低下したことが1989年に報告された。また,今年に入って,VCMの全身・局所投与と厳格な血糖コントロールにより,胸骨創感染を100%予防できたとする成績が明らかにされた。
傷口もだいぶ塞がってきてしまいました。
その後、先生が生理食塩水で再度洗浄及び処置。金曜日の手術予定なので、開くことなくそのままガーゼで抑えて終了です。
◯抗生物質
服用 1回/日(朝)
服用 1回/日(夕)
◯血液検査結果等
手術の前に本日はCTを撮影しました。
血液検査は、月・木の週2回です。
本日は血液検査の日でした。CRPも白血球も大きな変動はなく現状維持って感じの数値でした。
7,350:2015/03/07_入院(手術前)
10,870:2015/03/11_入院(手術後)
15,950:2015/04/09_再入院直後
8,250:2015/04/11_再入院(再手術後)
4,520:2015/04/13_再入院(点滴)
4,930:2015/04/15_再入院(点滴)
5,600:2015/04/17_再入院(点滴)
5,120:2015/04/20_再入院(点滴)
4,810:2015/04/22_再入院(点滴)
5,680:2015/04/24_再入院(点滴)
6,150:2015/04/27_再入院(点滴)
4,890:2015/05/01_再入院(服用)
5,860:2015/05/07_再入院(服用)
5,270:2015/05/11_再入院(服用)
5,860:2015/05/07_再入院(服用)
5,270:2015/05/11_再入院(服用)
4,290:2015/05/14_再入院(服用)
4,510:2015/05/18_再入院(服用)
4,510:2015/05/18_再入院(服用)
☆CRP(mg/dl) ※平常値:0.3以下
0.44:2015/03/07_入院(手術前)
0.87:2015/03/11_入院(手術後)
18.26:2015/04/09_再入院直後(6+以上)
12.59:2015/04/11_再入院(再手術後)(6+)
3.61:2015/04/13_再入院(点滴)(3+)
1.09:2015/04/15_再入院(点滴)(1+)
0.52:2015/04/17_再入院(点滴)(+-)