|トッピクス
夕方に病院の浴室で、シャワーの後、看護師さん付き添いで傷口を洗浄します。
その後、先生が生理食塩水で再度洗浄及び処置。
手術のことを色々2015年5月18日に書きました。
今日も主治医の先生と話をしてさらに細菌感染を抑える施策を教えてもらいました。
- バイコマイシンパウダー局所投与
- 抗菌縫合糸の使用 ※通常の縫合糸よりコストは7倍だそうです。
手術から約1ケ月後(抜釘から2週間後)に細菌感染で発熱したために、プレート除去した後も安心するまでは少なくとも1ケ月以上は必要とのこと。そのために、細菌が増加せず、退治するためにできることは全てやる!そうです。術後は様子をみることだけしかできませんからと・・・。
今回の細菌感染で熟読させていただいた、夏目先生著書「傷はぜったい消毒するな~生態系としての皮膚の科学~ 光文社新書 [Kindle版]」にもあるように。
細菌感染(傷の化膿)には、「細菌がいること」と「細菌が増殖できる場」が必ず必要。細菌といえども、増殖ができる場がなければ傷を化膿させることができないのである。
流れる川の水は腐らないが澱んだドブは腐るように、細菌は流れる水の中では増殖しにくく、活発に増殖できるのは静止している水の中である。
化膿する箇所は血腫(創内に出血した血液が吸収されずに残った血の塊)や、 縫合糸や手術で体内に入れた人工物(プレート等)で増殖する。
つまり、私の場合人工物(プレート等)を除去しても、今度は縫合糸が細菌の巣になる可能性が残されているということになります。
そのために、
「細菌の縫合糸上におけるコロニー形成を抑制する抗菌作用を持つモノフィラメント抗菌縫合糸」を使用することで細菌(MRSA)の巣を作らないように対策を講じるわけです。
一例 PDS®Ⅱの長期抗張力保持期間と独自の二重構造によりほかのモノフィラメント糸より弾性力を抑えた結節の操作性はそのままに、6種類(黄色ブドウ球菌・表皮ブドウ球菌・メチシリン耐性黄色ブドウ球菌・メチシリン耐性表皮ブドウ球菌・大腸菌・肺炎桿菌)の細菌の縫合糸上におけるコロニー形成を抑制する抗菌作用を持つモノフィラメント抗菌縫合糸です。
抗菌作用を持つ縫合糸があることに驚きました。医療の進歩はすごいですね~。
◯抗生物質
服用 1回/日(朝)
7,350:2015/03/07_入院(手術前)
10,870:2015/03/11_入院(手術後)
15,950:2015/04/09_再入院直後
8,250:2015/04/11_再入院(再手術後)
4,520:2015/04/13_再入院(点滴)
4,930:2015/04/15_再入院(点滴)
5,600:2015/04/17_再入院(点滴)
5,120:2015/04/20_再入院(点滴)
4,810:2015/04/22_再入院(点滴)
5,680:2015/04/24_再入院(点滴)
6,150:2015/04/27_再入院(点滴)
4,890:2015/05/01_再入院(服用)
5,860:2015/05/07_再入院(服用)
5,270:2015/05/11_再入院(服用)
5,860:2015/05/07_再入院(服用)
5,270:2015/05/11_再入院(服用)
4,290:2015/05/14_再入院(服用)
4,510:2015/05/18_再入院(服用)
4,510:2015/05/18_再入院(服用)
☆CRP(mg/dl) ※平常値:0.3以下
0.44:2015/03/07_入院(手術前)
0.87:2015/03/11_入院(手術後)
18.26:2015/04/09_再入院直後(6+以上)
12.59:2015/04/11_再入院(再手術後)(6+)
3.61:2015/04/13_再入院(点滴)(3+)
1.09:2015/04/15_再入院(点滴)(1+)
0.52:2015/04/17_再入院(点滴)(+-)