|本日の治療
◯傷口治療
午前中の回診にて、傷口の消毒。
ゲンタシンをたっぷり塗り、ガーゼをあて終了です。
赤みもだいぶ無くなり、周辺を押されても痛みも無く、浸出液が溜まっている兆候も無さそうです。
術後4日目 |
術後3日目 |
術後翌日 |
術後氷枕2つを使い、傷口患部を24時間ガンガンに冷やしていることも良さそうです。
手術後の注意点。炎症による腫れは特に最初の3日間が強いので、その間は安静にして、しっかり冷やして、心臓より高く挙げることが重要です。その間に運動したり、サウナに行ったり、熱いお風呂に長時間入ったり、お酒をたくさん飲んだりすると血行が良くなって、腫れが強くなってしまいます。最初の3日間くらいの入浴は、軽くシャワーを浴びるか、ぬるま湯につかるくらいにしたほうが良いです。また、冷やすことは炎症を抑えることができるので、氷やアイスノンなどをタオルでくるんで軽く患部を冷やしていただくと良いです。その際、氷やアイスノンで直接患部を冷やしてしまうと、冷たすぎて凍傷になってしまうことがあるので、必ずタオルなどでくるんで冷やし過ぎないようにしてください。以上の術後の注意点は、特に最初の3日間が重要なのですが、1週間くらい徹底していただくと、より腫れを抑えることができます。逆に1週間以上経過すると、もうこれらのことをしてもあまり意味はありません。捕捉ですが、術後の喫煙は、末梢の血流が悪くなり、傷の治りが悪くなるので、最低1週間、できれば6ヶ月禁煙していただいたほうが良いです。
自宅で使うように買った湿潤療法の「ズイコウパッド」があるので使いますか?と、先生に話したのですが必要ないとのことでした。湿潤療法の「ズイコウパッド」は、日焼けにも使えるそうです。
◯投薬治療
抗生物質 点滴 1回/日(11時30分‐12時頃)
Teicoplanin [TEIC]テイコプラニン, グリコペプチド系抗生物質
◯血液検査結果等
術後血液検査は、月・木の週2回です。
☆白血球(百/uL) ※平常値:3,500~9,800
7,350:2015/03/07_入院(手術前)
10,870:2015/03/11_入院(手術後)
15,950:2015/04/09_再入院直後
8,250:2015/04/11_再入院(再手術後)
4,520:2015/04/13_再入院(点滴)
4,930:2015/04/15_再入院(点滴)
5,600:2015/04/17_再入院(点滴)
5,120:2015/04/20_再入院(点滴)
4,810:2015/04/22_再入院(点滴)
5,680:2015/04/24_再入院(点滴)
6,150:2015/04/27_再入院(点滴)
4,890:2015/05/01_再入院(服用)
5,860:2015/05/07_再入院(服用)
5,270:2015/05/11_再入院(服用)
4,290:2015/05/14_再入院(服用)
4,510:2015/05/18_再入院(服用)
3,870:2015/05/21_再入院(服用)
7,220:2015/05/23_再入院(抜釘後 点滴)
3,510:2015/05/23_再入院(抜釘後 点滴)
☆CRP(mg/dl) ※平常値:0.3以下
0.44:2015/03/07_入院(手術前)
0.87:2015/03/11_入院(手術後)
18.26:2015/04/09_再入院直後(6+以上)
12.59:2015/04/11_再入院(再手術後)(6+)
3.61:2015/04/13_再入院(点滴)(3+)
1.09:2015/04/15_再入院(点滴)(1+)
0.52:2015/04/17_再入院(点滴)(+-)
0.29:2015/04/20_再入院(点滴)(-)
0.30:2015/04/22_再入院(点滴)(-)
0.25:2015/04/24_再入院(点滴)(+-)
1.18:2015/04/27_再入院(点滴)(1+)
0.57:2015/05/01_再入院(服用)(+-)
0.49:2015/05/07_再入院(服用)(+-)
0.48:2015/05/11_再入院(服用)(+-)
0.28:2015/05/14_再入院(服用)(-)
0.31:2015/05/18_再入院(服用)(+-)
0.21:2015/05/21_再入院(服用)(-)
0.52:2015/05/23_再入院(抜釘後 点滴)(+-)
2.19:2015/05/26_再入院(抜釘後 点滴)(3+)
|食事
朝食
昼食
夕食
追記
明治 R-1 ヨーグルト を7時頃食べ始めています。
こんな記事を読んだからです。2015年5月28日は、術後の大切な血液検査の日です。
ゆっくり休みたいと思います。
「R1」の正式名称は、Lactobacillus bulgaricus(ラクトバシラスブルガリクス)OLL1073R-1株。
OLL1073R-1株はヨーグルトを作るために使用されるブルガリア菌の一種で、ブルガリア菌の中でも免疫力を高める作用をもつEPS(多糖体)を多く産生する特性があります。
EPSとは乳酸菌などが菌体外に作り出す多糖体で、生体に対して免疫機能を活性化することが分かっています。
このため、1073R-1乳酸菌を摂取すると、免疫力が高まり風邪をひきにくくなること、インフルエンザウイルスに対して感染防御効果が研究結果で発表されています。
これは、1073R-1乳酸菌を使ったヨーグルトを食べると、免疫力が上がり、NK細胞が活性化するのです。
◆
私たちの体内では1日1兆個の細胞が生み出され、そのうち悪性細胞は健康体でも毎日5000個くらいが生み出されています。
しかし、NK細胞は日々生まれるこの悪性細胞を撃退し、またインフルエンザや風邪菌といった外部から侵入したウイルスに感染した細胞も撃退する役割をもっています。
NK細胞によって私たちの身体は、病気にならずに健康維持できるのです。
風邪を引きやすい人、不規則な睡眠時間などにより生活リズムを崩しやすい人、精神的・肉体的に日々大きなストレスを抱える人は、NK細胞の活性が低い傾向にあります。
NK細胞の活性が低い体は、体内に生まれた悪性細胞を攻撃する力が弱くなり、結果的に風邪や病気になりやすくなったりします。
免疫力アップのために、R1乳酸菌を含んだR1ヨーグルトを食べることをオススメします。