右足間接外果骨折（58日目）　再入院18日目　自宅は湿潤療法

|本日の治療

◯抗生物質　1回/日（夕）の点滴

　Teicoplanin [TEIC]テイコプラニン, グリコペプチド系抗生物質

　2015年4月27日（月）から、抗生物質が点滴＆服用に変わります。

◯血液検査結果　

　☆白血球（百/uL）　※平常値：3,500～9,800

　　　7,350：2015/03/07_入院（手術前）

10,870：2015/03/11_入院（手術後）

15,950：2015/04/09_再入院直後

8,250：2015/04/11_再入院(再手術後)

4,520：2015/04/13_再入院

4,930：2015/04/15_再入院

5,600：2015/04/17_再入院

5,120：2015/04/20_再入院

4,810：2015/04/22_再入院

5,680：2015/04/24_再入院

　☆CRP(mg/dl)　※平常値：0.3以下

　 0.44：2015/03/07_入院（手術前）

　 0.87：2015/03/11_入院（手術後）

　 18.26：2015/04/09_再入院直後

　 12.59：2015/04/11_再入院(再手術後)

　 3.61：2015/04/13_再入院

　 1.09：2015/04/15_再入院

　 0.52：2015/04/17_再入院

0.29：2015/04/20_再入院

0.30：2015/04/22_再入院

0.25：2015/04/24_再入院

|トッピクス

来週は、抗生物質が点滴から服用にかわります。

主治医の先生が傷口の洗浄してくれていますが、退院したら自宅で洗浄し、包帯まで自分でやります。そのやり方を来週から学びます。

自宅に戻れば、看護師さんがいません。なるべく短時間で簡易にできるようなモノを用意しました。ネットで色々情報収集すると、Amazonでも便利なモノがたくさん売られていることに驚きます。

衛生用品(ヘルスケア)

マスク、生理用品、救急・応急用具、冷却用品、サポーター、測定器まで。

|湿潤療法（モイストヒーリング）で必要なモノをAmazonで揃える

自宅では傷口の洗浄がメインになります。

病院での先生の治療法とは若干異なることもありますが滅菌ガーゼではなく、湿潤療法（モイストヒーリング）に用いる「ズイコウパッド　ZUIKOPAD 」を用意しました。先生曰く、浸出液が多いから滅菌ガーゼを使ってくださいと言われましたが、「ズイコウパッド　ZUIKOPAD 」は浸出液が多くても十分対応できるようです。

湿潤療法の「ズイコウパッド　ZUIKOPAD 」を使おうと思ったのは、下記の記事を読んだからです。

化膿するということ
傷が化膿するメカニズム（異物や壊死組織がある環境だったため暴れだして感染）
傷を化膿させないために（感染源となっている異物（プレート等）・壊死組織を除去すべき）
異物・壊死組織について（カサブタは「傷が治らない」状態そのもの）
感染を伴っている褥瘡（デブリードマンを行い，ドレナージを図る）
創を閉鎖して感染は増えないのか？
下腿骨折後の傷が治らない　－固定用プレートと感染－　（特にコレ）

プレートが露出してしまった場合，細菌の侵入を防ぐ手段があるかどうかだが，実際には完全阻止は不可能だろう。感染予防のためと称して消毒することはよく行なわれているが，消毒薬のために創面の壊死が進行し，さらに細菌が侵入しやすい環境を作るのが関の山である。従って，骨折が治癒しているのであれば直ちにプレートを抜去すべきだし，プレート抜去が出来ない場合はむしろ開放創とすべきだろうが，これが感染予防の根本的解決にならないことは言うまでもないだろう。　なお，このような離開創に対して湿潤療法（うるおい療法，閉鎖療法）が行なえるかどうかだが，プレートが少しでも露出していたら閉鎖すべきでない事はいうまでもないと思う。閉鎖する事で上述の｢腔｣が閉鎖腔になってしまうからだ。一方，単純な縫合糸膿瘍で開いた場合は，原因となっている縫合糸が除去できれば閉鎖しても構わないが，閉鎖していいか否かの判断は，実際にはかなり難しいと思われる。